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ENGINEER 2024年03月01日ITエンジニアに必要なスキルとは?職種やスキルアップのための勉強法を紹介

経済産業省の発表では、2030年にはIT人材が最大で79万人不足すると言われています。
これだけ需要のあるIT業界で活躍できるITエンジニアになれば、さまざまな仕事のチャンスがあります。
では、今までITエンジニアの経験のない人や文系の人がITエンジニアになるにはどのようなスキルが必要なのでしょうか?
この記事では、ITエンジニアに求められるスキル一覧とスキルアップのための勉強法をご紹介します。

経済産業省の発表では、2030年にはIT人材が最大で79万人不足すると言われています。

これだけ需要のあるIT業界で活躍できるITエンジニアになれば、さまざまな仕事のチャンスがあります。

では、今までITエンジニアの経験のない人や文系の人がITエンジニアになるにはどのようなスキルが必要なのでしょうか?

この記事では、ITエンジニアに求められるスキル一覧とスキルアップのための勉強法をご紹介します。

ITエンジニアの仕事とは

ITエンジニアとは、IT(Information Technology:情報技術)業界で働く技術者のことを指します。

ITエンジニアの仕事はさまざまですが、主な職種は以下のとおりです。

・システムエンジニア(SE)

・プログラマー

・Webエンジニア

・ネットワークエンジニア

・インフラエンジニア

・プロダクトマネージャー

・プロジェクトマネージャー

このようにさまざまな職種がありますが、必要とされる基本スキルは共通するものが多いです。

ITエンジニアに必要なスキルとは

ITエンジニアの仕事にはさまざまな職種があることをご紹介しましたが、プログラマーがSEやマネジャーになるなど、職種を横断してキャリアを歩むことも多く、求められる基本スキルは共通しています。

また、正社員でもフリーランスでも求められるスキルは同じです。

一度、自分のスキルマップを作って、不足しているスキルを可視化するのもいいでしょう。

ここでは、ITエンジニアに求められるスキルをご紹介します。

基礎的なITの知識

ITエンジニアは、ITに精通した技術者のことを指しますので、当然ITの知識は不可欠です。

パソコンの使い方を理解していることはもちろんのこと、ブラインドタッチもできる方がいいでしょう。

また、ソフトウェアやハードウェア、データベース、ネットワーク、セキュリティなどの基礎的な知識も不可欠です。

大学などで基礎的なITの知識を学ばなかった文系や未経験の人が満遍なく知識をつけるには、国家資格である基本情報技術者試験がおすすめです。

プログラミングスキル

ITエンジニアであれば、最低ひとつはプログラミング言語を学習しておくべきです。

プログラマーとしてプログラミングを行う場合だけでなく、SEとしてシステムを設計する場合にもプログラミングスキルは必須です。

実際に使う機会は少なくても、歴史のあるC言語などの知識はほかのプログラミング言語を学習する際にも役に立ちます。

また、即戦力になるJavaScriptやPHP、Ruby、Swift、Javaなどを学習するのもいいでしょう。

プログラミング言語とあわせてフレームワークも理解する必要があります。

論理的思考力(ロジカルシンキング)

ITエンジニアがシステムの仕様や設計を決めるには、論理的思考力が欠かせません。

論理的思考力が欠けている不備のあるシステムは正しく動作しません。

SEの場合は、クライアントが必要としているものを的確に理解し、提案を論理的に行うことが求められます。

IT業界で活躍するには、論理的思考力を必ず身につけましょう。

コミュニケーション能力

ITエンジニアの中にはITスキルは非常に高いものの、コミュニケーションスキルが低い方もいます。

しかし、そういった方がキャリアアップするのは非常に難しいです。

なぜなら、クライアントとしっかりとコミュニケーションを行わなければシステムを構築することは不可能だからです。

また、ITエンジニア同士での日々のコミュニケーションも欠かすことはできません。

英語力

楽天が社内公用語を英語にしてから久しいですが、さまざまな業界でグローバル化が進んでいます。

日本国内では、高齢化とともに人口は減少の一途を辿っており、海外展開を求める動きは加速しています。

その中でもIT業界のグローバル化は加速度的に進んでいます。

また、システム開発などの業務を海外企業、または海外の現地法人などに委託するオフショア開発の増加や、最新のIT関連の情報は英語で発信されていることから、ITエンジニアに英語力が求められる動きはますます加速しています。

ITエンジニアのスキルアップのための勉強法

ITエンジニアに必要なスキルをここまででご紹介しました。

ここでは、ITエンジニアがスキルアップや年収アップするための勉強法をご紹介します。

書籍で独学

ITエンジニアに必要なほとんどのスキルは書籍から学習することが可能です。

まずは、IT全般の知識を書籍で一通り学習しましょう。

次に、好きなプログラミング言語を選んで、書籍を1冊読み進め、自分でコードを書くことをおすすめします。

並行して、英語や論理的思考、コミュニケーションについても書籍で学習するとなおよいです。

インターネットで勉強(学習サイトや動画、アプリ)

現在は、YouTubeなどの動画配信サイトには、さまざまな学習用動画がアップされています。

プログラミング関係の動画を見ながら、実際に自分の手も動かしてみましょう。

英語であればより豊富な学習動画が存在するため、ある程度の英語力があるのであれば、海外の動画も利用することをおすすめします。

動画以外にも、エンジニア向けの学習サイトや、プログラミング初心者向けのアプリなども利用価値があります。

資格取得のための勉強

IT全般の知識をつけるためには、国家資格である基本情報技術者試験がおすすめです。

テストはかなり広範な知識を問うため、ITエンジニアに必要な基礎的な知識を一通り身につけることが可能です。

スキル不足のITエンジニアにこそ挑戦してほしい資格です。

なぜなら、この資格は国家資格であるため、就職や転職の際にスキルシートに記載したり、面接で自分の知識や努力をアピールする材料にもなったりするからです。

プログラミングスクールに通う

独学だとモチベーションを保つのが難しい、という人もいます。

その場合、料金は数十万円かかりますが、プログラミングスクールに通うことも検討してみましょう。

身銭を切ることで、「勉強しなければ」と自分自身を鼓舞することにもつながります。

また、わからないことはすぐに先生に聞けたり、自分と同じように勉強する仲間ができたりするというメリットもあります。

勉強会に参加する

ITエンジニアは、さまざまな勉強会を全国で行っています。

全く知識のない状態で参加しても学びは少ないかもしれませんが、独学がつらくなったときなどに勉強会に参加することでモチベーションをアップすることができます。

また、さまざまなコネクションを作ることで、その後のキャリアアップにもつながる可能性があります。

ITの知識と英語力のかけ算でキャリアアップしよう

今回の記事では、ITエンジニアに必要なスキルとスキルアップのための勉強法をご紹介しました。

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