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MARKETER 2023年03月15日外資系マーケティング職の年収は?転職後に給料を上げるための必須スキルも解説

マーケターとして年収アップするため、外資系企業への転職を検討したり選考を受けたりしている方も多いと思います。しかし、外資系企業のマーケターになれば本当に収入は上がるのでしょうか。
今回は外資系マーケターの気になる年収や年収アップのために欠かせないスキルを解説します。

外資系マーケターの年収は高い?その理由は?

外資系マーケターの給料は日系企業よりも高い、と言われますが、本当にそうなのでしょうか。

ここでは、日系企業と年収を比較してご紹介します。

日系・外資系マーケティング職の年収比較

マーサージャパン株式会社が発表したマーサー総報酬サーベイ(Total Remuneration Survey)の2020年度の結果概要によると、外資系企業の報酬中央値(全職種平均)は日系企業よりも約100万円高い金額になっています。営業・マーケティングやデータアナリティクスなどの職種別の報酬金額も、外資系の方が100万円〜110万円ほど高くなっています。

さらに、1年目〜3年目の一般社員と3年目〜5年目の一般社員の間の報酬比較から分かる報酬の伸び率は外資系企業のほうが大きいです。一方、日系企業の伸び率は100%を切る低い値になっています。つまり一般的には、日系企業よりも外資系企業のほうが入社直後の給料も勤続数年後の給料も高くなることが分かります。また、データアナリティクスなど、専門性の高い職種に就く人材への年収も外資系企業のほうが高い傾向にあります。

外資系マーケティング職の年収が高い理由

マーケティング職に限らず、外資系企業全般で年収が高い場合が多いです。その主な理由は、成果報酬型の報酬体系にあります。

外資系企業では、個人の成果に応じて年収が上下します。個人の業績に応じてインセンティブ給を支給する仕組みを採用する企業も多く、スキルや経験値の高い人材には高額な年収を支払う傾向にあります。専門性のある業界の会社に入ったり管理職になったりすれば、年俸が1000万円〜2000万円になることもあるでしょう。

報酬体系以外にも、転職を前提とする文化も影響しています。

実力があり成果を出せる人材の給与は上がります。一方で活躍できない人材は給与が下がるので、それが原因で退職する人もいます。結果、総じて外資系企業の給与は高くなる傾向にあります。

また、転職を前提としているため、退職金や住宅手当などの手当を支給しない外資系企業もあります。退職金や手当にあてる原資が少なければ、給与として還元できる金額が大きくなるのです。

外資系マーケターとして年収をアップさせる方法

先に述べたように、外資系企業で専門性やスキルを発揮すれば年収が高くなります。そのため、外資系企業でマーケターとして年収をアップさせるには、成果を上げる人材になるのが近道です。

外資系企業で成果を上げて年収アップするには、特に以下のようなスキルが重要です。スキルアップに効果的な資格もあわせてご紹介します。

分析・戦略策定スキルを磨く

外資系企業では特に、数値分析やフレームワークを活用したロジカルなマーケティング戦略が重視されます。どんな業界でも、売上データや調査資料、定量・定性分析など幅広いデータをもとに根拠のある企画や施策を打ち出すよう要求されます。

実務に基づいた経験が最も有効な種類のスキルではありますが、統計検定などの資格を持っているとスキル向上につながります。

Webマーケティング・デジタルマーケティング関連スキルをつける

インターネットやスマートフォンが普及した今、Webマーケティング・デジタルマーケティングが欠かせません。これらの分野ではGoogle Analyticsや広告プラットフォームの知識が必要ですが、このようなスキルのある人材は少ないのが現状です。

こういった分野でマーケターとして活躍するチャンスを増やすためにも、実務で使えるWebスキルをつけるのがおすすめです。Web解析士の資格を取得するのもよいアピールポイントになりますし、Webアナリスト検定やGoogle AdWords認定試験に合格するのも効果的でしょう。

広告・PR関連の知識をつける

マーケターであれば、オンライン・オフラインの両方において広告・PRの知識やスキルがあるとよいでしょう。特に外資系企業の場合、日本の顧客や取引先・関係者にむけて自社をアピールするのは、日本人社員でありマーケターの腕の見せどころです。

資格としては、日本プロモーショナル・マーケティング協会が認定しているプロモーショナル・マーケター認証資格や、日本PR協会のPRプランナー(資格認定制度)などがあります。

語学力を上げる

外資系企業で年収を上げるには、管理職に昇進するか、実績を上げられるプロジェクトに配属されるのが有効です。しかし英語力が一定レベル以上なければ、昇進や重要プロジェクトへの抜擢は難しいでしょう。

そのためにも、最低限でもビジネスに支障がないレベルの英語力を鍛えるのがおすすめです。TOEICで言えば700点〜800点程度のスコアを取得しておくとよいでしょう。可能であれば、900点以上を取得しておけば申し分ありません。

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