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ENGINEER 2023年10月15日プログラマーとして海外移住する方法と求められるスキルとは

プログラミング言語は世界共通であるため、プログラマーは海外移住が比較的容易です。
この記事では、「海外移住の方法がわからない」「プログラマーが海外で仕事をするにはどのようなスキルが必要なのか」といった疑問をお持ちのあなたのために、プログラマーとして海外移住する方法と海外で活躍するプログラマーに求められるスキルをご紹介します。

海外移住プログラマーに求められるスキルとは?

プログラマーとして海外で活躍するには、語学力、コミュニケーション力、実務経験(ITスキル)の3つのスキルが最低限必要です。

語学力

現地のメンバーとコミュニケーションを取るには語学力が必要です。特に英語が必要であり、主な理由は以下の2点です。

1点目は、英語がビジネスにおける世界共通語であるためです。現地のローカル言語が分からない場合でも英語が出来ればコミュニケーションを取ることが可能です。例えば、中国やベトナムでは通訳が常駐していることがあり、英語からローカル言語に翻訳してもらいながら現地のメンバーと意思疎通を図ります。

2点目は、最先端のIT技術のリファレンスやマニュアルは英語で記載されるため、いち早く情報を収集できる点です。例えば、近年シェアを伸ばしているAWSやMicrosoft Azure等の欧米のクラウドサービスに関する技術文書はまず英語で記載されます。日本語翻訳版は英語版がリリースされてから数ヵ月後に公開されることが多いため、トレンドをいち早くキャッチするには英語が必須です。

コミュニケーション力

プログラマーも組織に属してチームで活動することがあります。プロジェクトを成功に導くには、文化や言語の異なる現地メンバーとの対話を円滑にするコミュニケーション力が必要です。自分の考えを臆せず発信しながらも相手の意見を取り入れ、相手の文化と自国の文化の違いを理解し、現地メンバーとプロジェクトを推進するスキルが必要です。

実務経験(ITスキル)

海外でプログラマーやエンジニアとして仕事をするには実務経験が欠かせません。具体的には下記2つの理由が挙げられます。

1点目は、海外では即戦力となる高い技術力と経験が求められることが多く、未経験で採用される事例は少ない点です。海外では日本のように「新卒入社制度」で未経験者に教育するといった文化は根付いておらず、大学等でコンピュータサイエンスを学んでから就職したり、インターンシップ等で実務経験を積んだりして入社前までにITに関する知見を得るのが一般的です。

2点目は、実務経験が就労ビザ取得の条件となっている場合があるためです。例えばアメリカの就労ビザの規程のなかに「4年制大学以上の学位か、それ相当の実務経験があること」という規程が存在します。 また、プログラマーの実力を測るための重要な指標として「習得しているプログラミング言語」が挙げられます。HackerRank社が162か国のエンジニアを対象とした2020年のアンケート調査によりますと、JavaScript、Python、Java等のフロントエンドの開発言語を習得しているエンジニアを求めていることが分かりました。そのため、現地企業への転職を有利に行うためには、これらの需要の高い言語を習得することをおすすめします。

<採用企業側が求める開発言語>

1位:JavaScript

2位:Python

3位:Java

4位:C#

5位:C++

6位:PHP

プログラマーが海外移住する方法とは

ここからはプログラマーとして海外移住するための具体的な方法をご紹介します。

ステップ1:移住先の選定

まずは、移住先を決める必要があります。移住先を決める際の判断基準は、言語や気候、地域、治安、会社等、人それぞれですが、最重要な要素は現地に長期滞在するための「就労ビザ」です。 例えば、アメリカでプログラマーとして仕事をする場合は、専門職向けの「H-1B」というビザを取得しなければならず、学歴・経験・英会話能力などで高いレベルが要求されます。 一方、ヨーロッパ諸国やアジアのビザ取得のハードルは比較的低いです。特にドイツやフランスでは「ワーキング・ホリデー制度」を活用し、一定の条件を満たせば最大12ヵ月間働くことができます。そしてワーキング・ホリデー制度期間中にスポンサーとなる雇用主を探し、就労ビザを取得することで海外移住を実現できます。 特定の企業に属さず、フリーランスとして働きたい場合は、オランダやドイツなどがフリーランス向けのビザを発行しています。

ステップ2:ビザ取得に向けての学位の取得や日本でのスキル向上

移住先の国が決まれば、その国の就労ビザを取得するために、学位の取得や実務経験を通じてスキルを向上させていきましょう。 プログラマー未経験者の場合、まずは日本でプログラマーやエンジニアとしての経験を積む必要があります。幸い、日本ではプログラミング経験が乏しくても入社後に教育することを前提にプログラマーとして採用されることがあります。プログラミングスキルを磨いたあとは、海外転職を見据えて「ブリッジSE」等の日本でも英語力を鍛えることのできる職種に就くことも一つの選択肢です。 学位の取得が必要な場合は、現地の大学への入学や留学が選択肢となります。

ステップ3:海外のIT企業への転職活動

日本でプログラマーとしての経験を積んだ後は、求人サイトなどを使って海外のIT企業へ転職活動を行います。求人サイトの中には、「Visa Sponsorship」というキーワードでビザをサポートしている企業を検索できる機能があるものがあります。 求人サイトから海外のIT企業へ応募するには「英文の履歴書」の提出が求められますので、事前に準備しておきましょう。 面接は現地で実施されることが多いですが、リモート面接の場合もあります。海外の選考スピードは日本よりも早く、2回ほどの面接を経て3~5日程度で決まることが多いです。そのため、現地で面接を受ける際は、1~2週間ほどの滞在期間を設けると良いでしょう。

ステップ4:ビザの申請

無事に企業から内定をもらい、現地での仕事が決まったら、ビザを申請します。大抵の国では雇用主が決まっていないとビザは申請できません。 無事に申請が受理されれば、念願の海外移住です。

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エンジニアとして海外移住を実現するためには、高いレベルの英語力とプログラミングスキルが求められます。 海外移住への足がかりとして、語学力とITスキルを持った「バイリンガルIT人材」と企業を繋ぐスカウトサービス〈BILINGUAL TECH〉に登録して、あなたのスキルを活かした仕事に就いてみませんか?

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