BILINGUALTECHβ版

2023年12月01日外資系で求められる英語力とは?転職に必要なTOEICスコアや能力もご紹介

「外資系企業で働くにはどれくらいの英語力が必要なのだろう?」と疑問を持っているあなたに向けてこの記事を書いています。
グローバル化がますます進む現在、転職やキャリアアップのために英語を勉強している方も増えてきています。
しかし、ゴールもなくただ闇雲に勉強していては途中で挫折してしまいます。
この記事でご紹介しているTOEICスコアの目安や外資系企業で求められる英語力を参考にして、ご自身の英語学習のゴールをしっかりと定めましょう。

外資系企業へ転職するために必要なTOEICスコア目安

日本で求人を出す多くの企業が英語力の指標として使用しているTOEICスコア。

「TOEICでは本当の英語力は測れない」と言われることもありますが、まだまだ不要とは言えません。

ここでは、外資系企業で働くために必要なTOEICスコアの目安をご紹介します。

TOEIC730点:最低限の読み書きができる

外資系企業への転職を考えているのであれば、最低限取得しておきたいTOEICスコアが730点です。

TOEICを運営する一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会は、TOEIC730点を「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」と定義しています。

しかし、実際にはTOEIC730点を取得した人で英語で問題なくコミュニケーションができる人は稀で、多くの人は英文メールのやりとりや英語の資料を理解することができるレベルです。

職種としては事務職など、社外とのコミュニケーションが少ない仕事が考えられます。

TOEIC860点:英語でコミュニケーションができる

TOEICを運営する一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会は、TOEIC860点を「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」と定義しています。

しかし、実際にはTOEIC860点を取得していても、TOEICのための勉強のみをしており、英会話の練習をしていない場合は、必ずしも英語で十分なコミュニケーションができるとは限りません。

それでも、日本企業で英語を使う仕事に就いて英語の使用頻度を増やしたり、英会話レッスンを受けたりすることで、外資系企業でも通用する英語力をつけることが可能です。

英語力を伸ばすことでキャリアアップを考えているのであれば、TOEIC860点を目指しましょう。

職種としては秘書やコンサルタント、CAなど、英語でのコミュニケーションがメインの仕事が考えられます。

TOEIC900点以上:日本人として最高レベルの英語力

TOEIC900点以上を取得する人は、日本のTOEIC受験者全体の4%以下です。

そのため、日本人としては最高レベルの英語力があると言えます。

ネイティブレベルには及ばないものの、多少専門的な会話内容であっても理解でき、どんな状況でも意思疎通が図れるはずです。

外国人社員が多く在籍する企業で昇進するには、TOEIC900点以上の英語力とともに、業界で必要とされる専門用語を覚え、自分の意見をしっかりと伝える能力が必要になります。

職種としてはマネジャーや役員など、人の上に立つ仕事が考えられます。

外資系企業で求められる本当の英語力

転職の際に必要となるTOEICスコアはあくまでも目安です。

実際に外資系企業で働く場合には、TOEICスコアよりも、実践的な英語力が求められます。

ここでは、具体的にどういった英語力が必要なのかをご紹介します。

英語での読み書き能力

どんな仕事をするにしても、外資系企業で働くのであれば最低限必要な能力が英語での読み書き能力です。

社内・社外問わず、メールでのやりとりが必要になるケースが多々あります。

また、外資系企業では、資料やマニュアルが英語のものしか存在しない場合もあります。

外資系企業へ転職したいのであれば、最低限、ビジネス文書を読み書きできる必要があります。

英語でのコミュニケーション能力

同僚やクライアントに外国人がいる場合、英語でのコミュニケーション能力が必要です。

TOEICテストのリスニング問題は、短文でわかりやすいものが中心なので、TOEICで高得点を取得していても、必ずしも英語でコミュニケーションができるとは限りません。

そのため、英語の基礎力がついたら、積極的に外国人とコミュニケーションをとる機会を作り、英会話に慣れましょう。

外資系企業で働かなくても、オンライン英会話を使ったり、外国人の友人を作ったり、英語を使う機会のある日本企業で働いたりすることで、英会話力を向上させることが可能です。

英語で自分の意見を伝える能力

外資系企業で働くには、上で紹介した英語での読み書き能力とコミュニケーション能力があれば、ほとんどの場合は問題ありません。

しかし、昇進してたくさんの外国人の部下や同僚を持ちたいのであれば、それだけでは不十分です。

多くの日本人は、日本語でも自分の意見を伝えることを苦手としていますが、欧米諸国では、上に行けば行くほど、自分の意見をはっきりと言うことが求められます。

そのため、自分の意見をしっかりと持ち、相手に伝える能力が重要になります。

まずは日本企業で英語を使う職種に就くという選択肢も

外資系企業に転職するには、目安としてTOEIC860点以上、英語での読み書き能力に加えてコミュニケーション能力が求められます。

しかし、実際に英語を使わない職場で勉強をしていても、「学習のモチベーションを保つのがつらい」「コミュニケーション能力を伸ばすのが難しい」「英語が喋れないのに外資系に就職するはこわい」という問題があるではないでしょうか。

そのような、ある程度英語を勉強してきたものの不安を抱いているあなたには、日本の企業で英語を使う職種に就き、英語力に磨きをかけることをおすすめします。

〈BILINGUAL TECH〉は、英語力とITの知識を持った人材と、それを必要としている日本企業をつなぐスカウトサービスです。

企業によって「英語ができる人材」の定義はさまざまですが、日本企業であれば、英語力不問とはいきませんが、TOEIC600点程度からでも十分にチャンスはあります。

プロフィールを登録するだけで、あなたに興味を持った企業からスカウトが届きますので、まずは登録してみてはいかがでしょうか?

BILINGUAL TECHに登録する

β-version BILINGUAL TECHβ-version BILINGUAL TECH

バイリンガルIT人材のキャリアを、
もっと自由に、もっとスマートに。