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2023年08月01日外資系IT企業の年収はいくら?業界別年収とメリットやデメリットを解説

「IT企業で働きたいけれど、外資系の方が高収入って本当?」と気になったことはありませんか?
近年、IT人材は常に求められているので他業種より高収入が期待できます。その中でも、外資系IT企業の年収はさらに高いのが特徴です。ITの知識と語学力を活かせば、高収入が期待できる外資系IT企業で働けるでしょう。
この記事では、代表的な外資系IT企業と業界別年収、そして外資系IT企業で働くメリット&デメリットを解説します。

代表的な外資系IT企業の業界別年収は?

日本国内で事業展開している外資系IT企業には、どのような種類があるのかご存知ですか?

外資系IT企業を業界ごとに大きく分けると、ハードウェアやソフトウェアを取り扱う業界やITコンサルティング業界、そして急成長しているWEBサービス業界があります。

業界ごとの平均年収や求められている人材、そして代表的な外資系IT企業を紹介します。

メーカー

ハードウェアやソフトウェアを開発している海外ITメーカーが、日本国内で流通させるために立ち上げているのが外資系ITメーカーです。

代表的な企業には、DELL(デル)やAdobe(アドビ)などがあります。外資系ITメーカーは、日本国内で製品を流通させるために日本市場にあわせたローカライズ化やマーケティングが主な事業となります。

ローカライズ化するには日本人向けの仕様変更や言語化が必須なので、開発職のエンジニアやデザイナー、営業職などさまざまな職種が求められています。

DELL:平均年収860万円

Adobe:平均年収900万円

SAP:平均年収1,200万円

ベンダー

外資系ITベンダーは、メーカーとは違い本社で開発した製品やサービスを日本国内で販売するのを主な事業としています。

そのため、エンジニアやデザイナーなどの開発職の求人が出ることは少なく、営業職やマーケティング職の求人が多い傾向があります。代表的な企業には、ソフトウェアベンダーのMicrosoft(マイクロソフト)やOracle(オラクル)、ハードウェアベンダーのApple(アップル)などがあります。

Intell:平均年収980万円

Microsoft:平均年収1,000万円

Oracle:平均年収1,050万円

Apple:平均年収1,100万円

ITコンサルティングファーム

クライアントが抱える問題を、持っているIT技術やサービスで解決していくのが外資系ITコンサルティングファームです。

クライアントが抱えている問題の分析から始まり、サービスやシステムの提案・プログラムの設計・導入・運用・メンテナンスなどさまざまな業務をおこないます。大企業がクライアントになる場合が多いので、案件単価も高くなり平均年収も上がる傾向があります。

PwC:平均年収1,200万円

アクセンチュア:平均年収1,300万円

ITコンサルティングファームの平均年収は、職種と役職によって大きな差があります。特に仕事内容が営業活動であるパートナーやディレクターは、給与以外にもインセンティブが発生する場合があるので、年収2,000万円を超える可能性もあります。

WEBサービス関連

WEBサービス業界は、クラウドサービスやアプリを開発し提供している急成長中の業界です。

世界中で使われるクラウドサービスは、トレンドに敏感で常に分析や開発を繰り返しながら進化しています。そのため、エンジニアやデザイナー、マーケターなどの多種多様な求人を出しているのが特徴です。

代表的な企業には、Google(グーグル)やAmazon(アマゾン)などの大企業があります。

Amazon:平均年収1,000万円

Twitter:平均年収1,000万円

Facebook:平均年収1,100万円

Google:平均年収1,500万円

WEBサービス関連業界の年収は、IT業界全体の中でも給料が低い傾向があります。その理由は、WEBサービス企業は事業展開がインターネット関連のみに絞られてしまうためです。WEBサービス企業の中で高収入が期待できる企業に転職したい場合は、年収ランキングなどの上位に上がってくる大企業に挑戦するのがおすすめです。

外資系IT企業の年収は職種によって違う

外資系IT企業は日系IT企業よりも高収入が狙えますが、さらに職種によって期待できる年収が大きく変わってきます。

転職する際に収入を重視する場合は、どの職種を選ぶべきなのかを事前に調べておきましょう。一般的な外資系IT企業の平均年収を、職種別に紹介します。

WEBデザイナー:平均年収450万円

プログラマー:平均年収500万円

WEBマーケター:平均年収700万円

システムエンジニア:平均年収800万円

WEBディレクター:平均年収900万円

ITコンサルタント:平均年収900万円

大手IT企業ほどキャリア採用で即戦力のある人材を採用したいと考えています。キャリア人材として転職した場合や部署内で昇進した場合、成果を出して昇給した場合などには大幅な年収アップも期待できます。

外資系IT企業のメリット&デメリット

高収入が期待できる外資系IT企業で働いてみたいけれど、日系企業との違いに少し不安を感じてしまいますね。

日系企業の特徴は終身雇用ですが、外資系企業の特徴は実力主義です。実力主義な働き方は大きなメリットですが、人によってはデメリットになってしまう場合もあります。

具体的に、なぜ実力主義がメリットとデメリットの両者になり得るのか解説しましょう。

メリット:柔軟な働き方で実力主義

外資系IT企業は、働くうえでのマインドもグローバル思考です。自分の実力を発揮しながら柔軟に働けるのは大きなメリットです。

外資系IT企業では「ルールに縛られるのではなく、自分にあった方法で成果を上げるべき」と考えるグローバル思考が基準になっています。そのため、フレックスタイム制やテレワークなどの制度を活用して柔軟に働けます。日本特有の年功序列もないので、年齢や勤続年数に関係なく成果を残せば会社に評価され年収アップも期待できます。

実力主義な働き方は、自分の努力次第で会社内でステップアップを続けることもできるうえに、さらに大きな企業へ転職する際の実績も作れるのが大きな魅力です。

デメリット:自分が努力しなければ評価されない

実力主義な外資系IT企業では、自分が努力しなければ会社から評価されることはありません。

例えば、自分が担当したプロジェクトで目標を達成できなかった場合や他者に頼ってばかりで求められた力を発揮できない場合などには給与が下がる可能性もあります。一緒に働いている同僚もいつも手助けをしてくれるわけではなく、お互いで競い合うライバルになります。

外資系IT企業に転職する際には、常に成長を続けていくマインドがなければ生き残っていけないと覚えておきましょう。

外資系IT企業では自分の努力次第で大きな年収アップも期待できる!

代表的な外資系IT企業や業界別年収とあわせて、外資系IT企業で働くメリット&デメリットを紹介してきました。

あなたが持っている専門知識と語学力を活かせば、外資系IT企業だけでなく高収入が期待できる日系企業で活躍できます。

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