2024年07月01日英語が話せると年収1000万円以上?英語力と年収の相関関係をご紹介
語力と年収の相関関係をご紹介
「英語が話せると年収は高くなるのだろうか?」
「英語力と年収には相関関係があるのだろうか?」
こんな疑問にお答えする記事です。
近年、グローバル化が進む中で、外資系企業だけではなく、日本の企業でもますます英語力が求められるようになってきています。
この記事では、英語が話せると年収1000万円以上が目指せる根拠と、英語力と年収の相関関係、そして英語力を活かして年収を上げる方法についてご紹介します。
目 次CONTENTS
純日本人で英語が話せるのはたったの2.5%
講談社が「純ジャパ(留学や海外生活の経験がなく、日本の学校で英語を学んだ人)」の20代〜60代の男女1000人を対象に、英会話力についてのアンケート調査を行いました。
この調査によると、「話すことも聞くことも問題なくできる英会話力がある」と回答したのはたったの2.5%でした。
さらに、「話す力が仕事ができるレベル」と回答したのはなんと2.2%。
もちろん、留学や海外生活の経験がある日本人もいるので、日本人全体としてはビジネスレベルの英語を話せる人はもう少し多いと考えられますが、英語ができる日本人というのはかなり希少だということがわかります。
また、ビジネスレベルと言わないまでも「外国人に道を聞かれて英語で答えられる」と回答したのも21.8%だけでした。
この調査の結果から、日本人としては、日常会話レベルの英語ができるだけでもかなり貴重な人材だということがわかります。
英語力と年収の相関関係
英語が話せる日本人は希少な人材だということはわかりましたが、英語が話せることと年収には相関関係があるのでしょうか?
ここでは、英語力と年収の相関関係についての調査の結果をご紹介します。
英語力「上級」の年収1000万円以上の割合は「初級」と比べて約6倍
人材紹介・人材派遣会社のエンワールド・ジャパン株式会社が「英語レベルと年収」に関する調査を行いました。
この調査によると、英語レベル「上級(流暢)」では年収1000万円以上が約60%なのに対して、「初級(挨拶レベル)」では約10%と約6倍もの差が見られます。
この調査では、英語力と年収に明らかな相関関係が見られました。
40代以上で英語が話せる人と話せない人の年収の差は200万円以上
バイリンガルのための転職・求人情報サイトを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社が「語学力と年収に関する調査」を行いました。
この調査によると、英語力がビジネスレベル以上の人の平均年収は、日常会話レベル以下の人の平均年収を、男女年代問わずすべてのカテゴリーで上回りました。
また、特筆したいのが、40代・50代の男性では年収に200万円以上の差があることと、50代の女性では約3倍もの開きがあることです。
この調査でも、英語力と年収に明らかな相関関係が見られました。
英語力を活かして年収アップする方法
英語力と年収には相関関係があることはわかりましたが、具体的には何をすれば英語力を活かして年収を上げることができるのでしょうか?
ここでは、英語力を活かして年収アップする方法をご紹介します。
TOEICの点数を上げる
転職する場合に、英語力の指標として一番使われているのはTOEICスコアです。
応募の条件として「TOEIC○○○点以上」というのもよく見られます。
そのため、手っ取り早く自分の英語力を示すためにも、TOEICで高得点を取得することは有効です。
目安としては、最低730点、できれば860点以上獲得しておくことで、英語力をアピールしやすくなります。
英語を使う仕事の経験を積む
TOEICで高得点を獲得しているからといって、必ずしも英語が使えるとは限りません。
その理由は、テスト勉強ではリスニングとリーディングがメインになるためです。
その結果、「英語の知識はあるけど英会話は苦手」という人も多く存在します。
英語力を活かして年収アップするためには、使える英語力を身につける必要があります。
使える英語力を身につけるためのおすすめの方法は、仕事の中で実務で英語を使うことです。
いきなり外資系企業で働くのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、近年は、多くの日本の企業でもバイリンガル人材への需要は高まっています。
最終的には外資系企業への転職を考えている場合でも、まずは日本の企業で英語を使う仕事を経験することをおすすめします。
英語+αの専門分野を持つ
いくら英語力をつけてもそれだけで年収が上がるとは限りません。
希少な人材として年収アップするには、英語力に加えて、何か専門分野を持つ必要があります。
IT業界は他の業界と比較して、全体的に年収はやや高めです。
また、書籍やインターネットを使うことで独学することも可能な分野です。
そのため、現在、専門分野を持っていない場合でも、プログラミングなどIT分野の勉強をして、英語力のあるIT分野の専門家を目指すことで年収アップが期待できます。
外資系企業に転職する
外資系企業は日本の企業と比べて年収が高いイメージがあるのではないでしょうか?
実際に、同じ仕事内容でも外資系企業の方が日本の企業よりも年収が高い傾向にあります。
その理由は、成果主義だったり、退職金制度や福利厚生が乏しかったりすることです。
厳しい成果主義の中での方が実力が発揮できると考える人や、退職金や福利厚生を重要視しないのであれば、外資系企業に転職することで年収アップする可能性は高いです。
ただし、必ずしも外資系企業に転職すれば年収が上がるわけではありませんので注意が必要です。
「ITの知識×英語力」で年収1000万円を目指す
この記事で紹介したように、ビジネスレベルの英語力と+αの専門知識を身につけることで、大きく年収アップが期待できます。
ITスキルと語学力を兼ね備えたバイリンガルIT人材は、海外展開を行う日本企業や国内で事業を展開する外資系企業など、多くのグローバル企業が必要としています。
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