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2024年09月01日TOEICは意味ないのか?転職に有利になった私のスコアと実体験

転職やキャリアアップのためにTOEICの勉強を始めると、周りから「TOEICなんて意味ないからやめた方がいい」「TOEICってオワコンだよね」などと言われることがあります。英語が苦手だった私がTOEICの勉強を始めたときの周りの反応もとても冷ややかなものでした。しかし、実際にTOEICで920点を獲得したことにより、私の人生は大きく好転しました。この記事では、そんな私の実体験やTOEIC高スコアが転職に有利な理由をご紹介します。

「TOEICは意味ない」派の3つの主張

私の周りの「TOEICは意味ない」派の主張は主に以下のようなものでした。

TOEICの勉強をしても英語は話せない

たしかにTOEICの勉強「だけ」をしても英語を話せるようにはなりません。

一般的にTOEICといえばTOEIC Listening & Reading(LR)のことを指しており、TOEIC Speaking & Writing(SW)は一般的ではありません。

そのため、TOEICの勉強だけをしていると、聞き取りや読解能力は向上しますが、話せるようにはなりません。

しかし、TOEICの学習をすることで英会話の基礎力が向上しますし、TOEICの学習と並行して英会話の練習をすれば英語は話せるようになります。

また、英語力を必要としている日本の多くの企業では、「英文が読めればいい」ということも多く、必ずしも英語を話せる必要はありません。

TOEICはテクニックだけで高得点を獲得できる

たしかにテクニックを覚えることでTOEICの点数を多少上げることは可能です。

しかし、テクニック「だけ」で高得点が取得できるほどTOEICは簡単ではありません。

最低限の英語力がない人が、テクニックだけで800点や900点などの高得点をTOEICで取得することはほぼ不可能です。

TOEIC英語は日常英会話とは異なる

そもそも、その人のライフスタイルや趣味、職場などの環境によって「日常」というのは大きく異なります。

そのため、全員が使える「日常英会話」というのは存在しません。

それでも、TOEICで使われている英文はよくできていると思います。

実際に日常で使えると思える表現はたくさん出てきます。

必ずしも「あなたの日常」で使えるものではないかもしれませんが、最低限知っておきたい語彙や表現などが満載です。

TOEIC英語が日常英会話を網羅していないことは、「TOEICは意味ない」の理由にはなりません。

TOEIC高得点が転職に有利な3つの理由

TOEICは決してオワコンなどではなく、現役で優秀な英語検定試験です。

ここでは、なぜTOEICで高得点を取得すると転職に有利なのか、その理由をご紹介します。

国内ではTOEICは英語力の一般的な指標

日本で一般的に知られている英語試験と言えばTOEICと英検の2つです。

しかし、一般的に企業が求人を出す際に使う英語力の指標はTOEICがほとんどです。

私は個人的には2つともそれぞれ異なる性格を持った素晴らしい試験だとは思いますが、就職や転職、キャリアアップのためにひとつの試験を選ぶとしたらTOEICです。

国内で英語を使った仕事をしたいと考える場合、まず間違いなくTOEICで高得点を取得する必要があります。

採用や配属・昇進にTOEICの基準スコアが存在する

最近では、採用の基準として「TOEICスコアが何点以上」という企業が多くなってきました。

楽天では800点以上、日産では730点以上、ANAでは600点以上が目安となっています。

これらの会社で働くためには、TOEICで高得点を取得することが必須です。

また、特定の部署への配属や昇進にTOEICの基準スコアが設定されていることもあるため、転職だけでなくキャリアアップのためにもTOEICで高得点を取得することは重要です。

TOEICで900点以上は国内で4%以下の超希少人材

TOEIC受験者の中で900点以上を取得している人は3〜4%です。

実際に920点を取得した私の感想としては、TOEICで900点を取得すると、やっと英語の基礎力がついたというレベルで、「英語ペラペラ」という状態からは程遠いです。

それでも、周りの見る目が大きく変わりましたし、日本国内では非常にレアな人材になることができました。

周りと差別化する意味でもTOEICで高得点を取得することは大いに意味があります。

TOEIC900点超えの私の実体験

私はまだまだ自信を持って「英語が話せます」と言えるレベルではありませんが、TOEICで920点を取得したことにより、社内での仕事の幅が広がったり、転職で有利に働いたりしました。

TOEIC高得点が転職で有利に働いた

私は大学へは進学せず、高校時代からアルバイトでお世話になっていた会社に高校卒業後就職しました。

その後、ほかの仕事もしてみたいと思いながらも学歴が低いため、最初の一歩を踏み出すことができませんでした。

しかし、「TOEICは意味ない」と言われながらもTOEICのために勉強し、高得点を取得したことで自分に自信を持つことができ、30代で転職活動を開始しました。

その結果、書類審査が通るだけでなく、数社から内定をいただくことができました。

今では、転職したことで給料が大きくアップし、仕事にもやりがいを感じています。

英語力のおかげで社内での仕事の幅が広がった

私の勤めている会社はグローバル企業ではないのですが、あるとき突然、海外の企業から仕事の依頼がありました。

最初は先方の通訳さんを通してやりとりしていたのですが、来社された際に、英語が得意という理由で私が対応をさせていただき、そこで途中から通訳さんを介さずに会話をしたことで、それ以降は通訳さんなしでご連絡をいただくようになりました。

そして、私はそのクライアントさんの担当となり、私が英語を話せなかったら携われなかったであろう大きな案件を担当させてもらうことができました。

クライアントさんは私の英語力に驚き、信頼してくれるようになりました。

また、社内の人間からの私に対する信頼も上がったように感じています。

「TOEICは意味ない」に騙されず勉強しよう!

今回の記事では「TOEICは意味ない」派の主張について分析し、TOEIC高得点が転職に有利な理由や私の実体験をご紹介しました。

TOEICで高得点を取得すれば転職やキャリアアップに役立つだけでなく、海外旅行が楽しくなったり外国人の友人ができたり、人生を好転させてくれるはずです。

今、TOEICの学習をしている人は引き続き頑張りましょう!

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